エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?
【映画DVD・ア行】
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? (2005)
今回の映画は、「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」です。
本作「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」は、ベストセラー「The Smartest Guys in the Room」に基づき、エンロン社が、急成長を遂げながら、アメリカ史上最大の企業破綻に至った過程に迫る、ドキュメンタリー映画です。
エンロン社は、エネルギー業界の規制緩和の流れに乗じて、急成長を遂げた巨大企業です。1985年の設立以来、15年間で、売上高約1,000億ドル(約13兆円、全米第7位、世界第16位)にまで飛躍します。
しかし2001年、「ウォールストリート・ジャーナル」が、エンロンと子会社との癒着問題を報じ、株価が大暴落します。
その後、不正な処理による粉飾会計が、判明します。エンロンは、報道からわずか46日後に、破綻してしまいます。負債総額2兆円、失業者は2万人といわれ、アメリカ史上最大の企業破綻となりました。
ケン・レイ、ジェフ・スキリングら最高経営責任者は、株価暴落前に株を売り抜け、インサイダー取引によって、証券取引委員会から訴追されます。
2005年秋に予定していた量刑では、2人の終身刑は、確実と思われていました。しかし、2006年7月、ケン・レイは、心臓発作で亡くなってしまいます。
エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?のレビュー
本作は、企業スキャンダルの真相に迫る、衝撃的なドキュメンタリー映画です。残っている内部資料の音声と映像や、エンロンの元社員の証言から、同社の経営陣が社内の序列を濫用したことや、反社会的な企業風土が暴かれます。
2005年アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞ノミネート。インサイダー取引、粉飾決算など、企業倫理が問われる事件が話題となる昨今では、実に興味深いドキュメンタリーといえます。
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